以前、マラソン関連のオススメ映画の投稿をしました。
今回はその中の1つである「風邪が強く吹いている」についての感想をまとめてみます。
少しネタバレ入るのでまだ見たくない方は無料でも見れますので、よければこちらから見て下さい!
結論、ランナーとしてモチベーションが上がる言葉あり、シンプルに感動ありでした。
特に個人的に強く印象に残ったのは下記2点です。
・ハイジの長距離ランナーについての発言
・シンドウの箱根駅伝激走
駅伝映画「風が強く吹いている」の感想
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まずは簡単にあらすじからおさらいです。
あらすじ
高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)。
ひざの故障で陸上の道をあきらめた元エリートランナーにして、寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上競技部にスカウトし、ひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を実現させようとする。
出典:ヤフー映画
大まかな流れはこんな感じです。
ハイジの策略?にてカケルが大学寮に入る
↓
その寮は実は陸上部の寮であった
↓
カケルにより10人となり、箱根駅伝を目指すことに
↓
必死な練習により予選会突破
↓
箱根駅伝出場。それぞれにドラマあり
ではそれぞれ印象に残った箇所を深堀していきます。
ハイジの長距離ランナーについての発言
これは映画中の29分20秒頃、ハイジの会話シーンです。
「 短距離は先天的な筋肉の質によってほぼ実力が決まるのに対し、長距離は 日々の練習がものをいう 。およそ長距離ほど、才能と努力の天秤が努力に傾いている種目はない。」
この言葉には、痺れました。
モチベーション上がりますよ。
誰にでもチャンスがあるランニングの良さを感じましたし、やればやるほど成長出来るんだという気持ちになれます。
ランニングを開始して、走れば走るほどに距離もタイムもよくなることは実感してますし、特にランニング開始したばかりのころの成長は練習量と比例して伸びる感じがします。(ある程度いくとその成長もゆるやかになりますが、着実に成長できている感じは確かにありますね)
シンドウの箱根駅伝激走
フィナーレの箱根復路アンカー、ハイジの激走も感動的ではありますが、私は箱根往路アンカー、シンドウの激走が個人的に感動しました。
箱根駅伝当日、風邪で体調不良なシンドウ。
チームメイトに棄権も勧められますが出場します。
ただ案の定非常に厳しいレースとなり、さらにシンドウは箱根駅伝往路5区の山登り。。
10位でタスキが回ってくるのですが、順位は17位まで下がり復路繰り越し決定となりながらも、死にものぐるいで何とかゴール。
レース後に寝込むシンドウ。
目が覚めるとハイジとカケルがいて、励まされますが自分を責めます。
そんな中ハイジがシンドウの実家のお母さんに目が覚めたら連絡するように言われたと電話します。
このシンドウとお母さんの会話。
泣けます。
わたしはこの映画の中で1番泣きました。
なんか凄くリアルで、あの体調不良で厳しいコースを走り切ったんですからね。
お母さん達の想いが痛いほど伝わりましたし、シンドウの涙も痛いほど伝わってきました。
元々このシンドウ、本名はスギヤマですが、田舎でかけっこも勉強も1番ということで地元で神童(神の子)と言われていたところからそう呼ばれているようです。
ただ都会に出て凡人だと思い知らされたというシーンがあります。 ※31分頃のシーンです
そう言ったストーリーも踏まえてるとよりジーンときたりするのですね。
全然凡人じゃないよシンドウ!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もう10年も前の映画にはなりますが、ランナーにとっては見ておいて損はない映画とおもいます。
モチベーションは上がりますし、ランニングの底力というか、そこから生まれてくる感動とか。
ランニングしていてよかったなーと思えますよ。
わたしはAmazonプライムに入っておりみれましたが、入ってない方は下記のU-NEXTから是非。