ランニングの走り方で気を付けるたった1つのこと【初心者向け】

ランニング

ランニングを開始して徐々に慣れてくると、「フォームって正解とかあるのかな?」、「自分の今のフォームって大丈夫なのかな?」と、ふとそんなことが気になりました。

そのように考えていたとき、読んでいたマラソン関連の本にホッとする言葉が。

”基本的にフォームは気にする必要はありません”
”気を付けるとしたらひとつだけ、背筋を伸ばすこと”

「え、ないの?それだけ?」と驚いたのが正直な感想でした。

これはシドニーオリンピックの金メダリストである高橋尚子さんを育てたことでも有名な小出義雄さんの「マラソンは毎日走っても完走できない」という本に書かれていたことです。

フルマラソン挑戦を決意した私にとっては、タイトルが若干ショッキングで気になり読んでみました。
読んでみると初心者からおそらく上級者まで、どなたがみても勉強になるなと思える本でした。

ランニングの走り方で気を付けるたった1つのこと

ランニングのフォーム(走り方)で気を付けるたった1つのこと

フォームを気にしなくてよいとはどういうことか?なぜ背筋を伸ばすことがいいのか?
それぞれまとめていきます。

フォームを気にしなくてよい理由

・人によって筋肉の質や強さが異なる
 →人には個性があるように、筋肉の付き方にも個性がある
 →ひとつの型にはめようとすること自体が無理がある

・早くなれば自然と理想の形になってくる
 →走っていくうちに無駄がそぎ落とされ、自然と自分に合ったフォームが完成する

ごく自然に走るのが一番なのですね。
初心者にとっては、少し安心しました。

背筋を伸びていない状態とは

・体が後ろに反ってしまう場合

人間の体は疲れたら体が反ってしまい、「あごが上がる」状態となりますよね。
これはたくさん空気を吸おうとして気道を伸ばすためにあがってしまうのだとか。

この状態で走ると、歩幅が短くなり、腰や膝を痛めてしまいます。

これを防ぐために目線は3、5メートル先をみるとよいとされています。
(相手がいる場合は前を、走ってる人のカカトをや背中が良いとされる。)
そうすることで、あごが上がりにくくなるのですね。

・猫背になってしまう場合

猫背は腰を痛めるとありました。
さらに猫背は胸の周りの骨格が縮こまり肺にうまく空気がはいらない。
疲れるスピードが早まりますし、いいことないんだとか。

猫背の対策としては腹筋をつけるといいみたいです。
私も腹筋を取り入れ、何となく前屈みになりづらくなったなと実感してます。
筋トレに関してはこちらの記事に、少しまとめてますのでご覧ください。

背筋を伸びている状態とは

これは頭のてっぺんを真上に引っ張られるイメージを持つこと、頭が前後左右に大きく揺られないことを意識するといいみたいです。

背筋が真っ直ぐ伸びていると足を遠くにつけるため、自然と歩幅が大きくなり、前に進む推進力が生まれるそうです。
おへそを前にだすよう意識して走ってみると、脚が自然と前に出て、ふっと体がすすむ感じでより快適にランニングできるんだとか。

これは意識してやってみる価値が、ありそうですよね。
特に金メダリストを育てられた小出さんのお言葉であれば余計に説得力があります。

まとめ

背筋を伸ばすことは日常生活でも大切と思いますし、より意識していきたいと思いました。

まずはここを意識して、自分にあったフォームを作り上げていきたいものですね。

あと、今回初めてマラソンに関する本も読んでみましたが、フルマラソン挑戦を考えているのであれば、手元に一冊あるといい本であると思います。

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