箱根駅伝を見ていて気付いた方も多いと思いますが、足元を見ると鮮やかなシューズが目立ちませんでしたか?
そのほとんどがピンクまたはグリーンとオレンジ。
特に1日目の序盤でみると、集団なので明らかです。
これは現在の長距離ランナーのトレンドと言っても過言ではない、ナイキの厚底シューズ「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」です。
明らかに多いこのシューズ。
では何故ここまで流行ったのか?
その価格と特徴はどんなものなのか?
結論、2019年に行われた東京オリンピック代表選考会での着用率の高さから注目を浴びています。
価格は約3万円で、特徴は軽さとクッション性を備えた厚底ソールであることが1つとしてあるようです。
ピンク多くない?箱根駅伝の選手が履くランニングシューズ
それぞれ深堀していきます。
何故ここまで流行ったのか?
これは、去る2019年9月15日に行われた東京オリンピック代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で注目を集めて以来と言われているようです。
この日に合わせてナイキが新色であるピンクを発売したのですね。
さらに凄いのが、出場男子30人中16人が着用し、1位から3位を含む上位10人中8人がこのシューズを履いていたようです。
これは注目浴びますよね。
さらに斬新なカラーで目立ちますし、メーカーがブランド力のあるナイキときたらなおさらオシャレにも見えます。
ここから一気にナイキのピンクシューズが注目を浴びたわけですね。
価格と特徴
気になる価格ですが、約3万円とお高めです。
[itemlink post_id=”842″]※2020年1月4日現在、上記ではあまりヒットしませんでしたので公式サイトまたはスポーツショップで購入したほうが良いのかもしれません。
ただ、前述のようにオリンピック代表が着用するモデルであることやデザイン性、後述する特徴も踏まえると価値はグッと上がっており飛ぶように売れているんだとか。
特徴としてはなんといっても厚底シューズといわれる分厚いソールではないでしょうか。
従来、上級ランナーであればあるほど軽量である薄いソールとなり、初心者向けがクッション性重視の厚いソールという感じでした。
ただしこのシューズは軽量化するべくして本来薄くなるはずのソールの厚さも維持していることに驚きを感じました。
「軽さ」と「クッション性」を両立できているわけですね。
これには、ミッドソール(中敷きと靴底の中間である衝撃吸収素材が搭載されている部分のこと)に航空宇宙産業で使う特殊素材を採用しているのが由来しているのだとか。
さらに、従来トップランナーはメーカーが選手に合わせた特注品を作ったりしていたのが、今回は市販品としてトップランナーと全く同じものが使用できるようです。
こちらも特徴といえるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の 「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」はなによりブランドとしての価値も確かですし、機能面でも申し分なさそうですね。
個人的にカラーがピンクというのがさらによかったのだろうなと思います。
これが白とか黒だけですと、あまり差別化もできず目立ちませんが、ランニングシューズのピンクを見ただけで「これってあのシューズだ!」っとなると思うのですね。
ランニングシューズの買い替えを検討される方は、価格は高めですがレース用としてでも一つ選択肢として入れてもいいかなと思います。
ランニングシューズ一つでモチベーションアップしたりするものですが、このシューズの効果は絶大のように感じました。
コメント