ランニングでお腹まわりを引き締めたい人へ!効果的な走り方と続けるコツを解説

ランニング

お腹まわりをすっきりさせたいと思ったとき、「ランニングをすればいいのかな?」と考える人は多いですよね。ランニングは特別な道具もいらず、すぐに始められる運動なので人気があります。でも、ただ走るだけでお腹が引き締まるわけではありません。この記事では、「ランニング お腹 周り」をテーマに、どんなふうに走ると効果があるのか、注意するポイントや続けるためのコツなどをわかりやすくまとめました。

ランニングでお腹の脂肪は減らせる?

ランニングは全身を使う運動です。そのため、お腹だけではなく体全体の脂肪を燃やすのに役立ちます。特にお腹の奥につく「内臓脂肪」は、ランニングなどの有酸素運動で減らしやすいといわれています。

ただし、「お腹だけが痩せる」ということはできません。部分的に痩せるのは難しく、全身の脂肪が少しずつ減っていく中で、お腹まわりも少しずつすっきりしていくのです。

内臓脂肪は比較的早く減りますが、皮膚の下につく「皮下脂肪」は時間がかかることもあります。だから、無理せずコツコツ続けることが大切です。

また、脂肪が減る過程で筋肉が少しずつ引き締まり、見た目にも変化が出てきます。脂肪が減る順番には個人差があるため、「お腹の脂肪が最後まで残る」という人もいますが、それも自然なことなので焦らず取り組みましょう。

効果を高めるランニングのポイント

お腹まわりを引き締めたいなら、まずは「週に3回」「1回30分以上」を目標に走ってみましょう。最初から長時間走る必要はありません。短い時間から始めて、少しずつ体を慣らしていきましょう。

走るときのスピードは「軽く話せるくらい」がちょうどいいとされています。速すぎるとすぐに疲れてしまいますし、遅すぎると脂肪がうまく燃えません。

たまに速く走る「インターバルトレーニング」もおすすめです。普通のペースと速いペースを交互にくり返すことで、脂肪燃焼の効果がさらに高まります。

また、朝のランニングは代謝を高め、1日の活動エネルギーを増やすのに役立ちます。夕方や夜に走る場合は、ストレス解消やリラックス効果も期待できます。自分の生活リズムに合った時間帯に走ることも、長く続けるコツのひとつです。

正しい姿勢で腹筋にもアプローチ

ランニングでお腹に効かせたいなら、走る姿勢も意識しましょう。背筋をのばし、少しだけ前かがみになるようにすると、お腹に自然と力が入ります。

腕をしっかり振って、目線は少し前を見ましょう。こうすることで、体全体のバランスがよくなり、体幹(たいかん)=お腹まわりの筋肉がしっかり使われます。

このように、フォームを意識して走ることで、ただの有酸素運動以上に、筋トレのような効果も期待できます。特に腹筋群や背中の筋肉が使われ、走るたびに自然と体幹トレーニングになります。

姿勢を意識して走ることは、ケガの予防にもつながります。長時間走っても疲れにくくなり、ランニング自体がより快適に感じられるようになります。

食事と筋トレも見直そう

走ってカロリーを消費しても、たくさん食べてしまえば意味がありません。特にお菓子や油の多い食べ物は控えて、野菜やたんぱく質をしっかりとることが大切です。

また、筋トレを取り入れると、よりお腹まわりの引き締めに効果があります。プランクやレッグレイズなど、簡単なメニューから始めてみましょう。体幹を強くすることで、走る姿勢も安定し、怪我の予防にもつながります。

筋トレとランニングを組み合わせることで、基礎代謝が高まり、脂肪が燃えやすい体になります。筋肉が増えると見た目にも引き締まって見え、やる気もアップします。

空腹時のランニングはどうなの?

朝ごはんを食べる前に走ると脂肪が燃えやすい、という話を聞いたことがあるかもしれません。これは本当のことで、空腹の状態だと体は脂肪をエネルギーとして使いやすくなります。

ただし、空腹のまま無理して走ると、低血糖になってふらついたり、体調を崩したりすることもあるので注意が必要です。最初はバナナやヨーグルトなど軽く何かを食べてから走ると安心です。

短時間の軽めのランニングであれば空腹でも問題ありませんが、長時間走る場合はエネルギー補給をしておくのが安全です。空腹時ランニングが合うかどうかは個人差があるため、体調と相談しながら試してみましょう。

続けることがいちばん大事!

ランニングの効果はすぐには現れません。お腹まわりが変わってくるのは、だいたい3ヶ月くらい続けてからです。体重が減らなくても、「ズボンがゆるくなった」「階段が楽になった」など、小さな変化に気づくことでやる気を保ちましょう。

モチベーションが落ちたときは、好きな音楽を聞きながら走る、走った後にごほうびを用意するなど、自分なりの工夫をするのも効果的です。

記録をつけることもおすすめです。「今日何分走ったか」「どこを走ったか」を記録することで、成長を感じやすくなり、継続につながります。

おわりに:無理なく楽しく走ろう!

ランニングは、お腹まわりを引き締めたい人にとって、とても良い運動です。でも、それだけで結果が出るわけではありません。正しいフォームで走ること、バランスのとれた食事、筋トレなど、いくつかのポイントを組み合わせることで、より効果が高まります。

この記事を読んで「やってみよう!」と思えたなら、まずは今日、5分でもいいので外に出て歩いてみてください。少しずつ走る距離や時間をのばして、自分のペースで続けていきましょう。毎日の積み重ねが、きっと理想のお腹まわりにつながります。

ランニングを通じて、体だけでなく心も前向きに変化していくはずです。無理なく、でもあきらめずに、自分らしいペースで続けていきましょう!

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